ペットは「家族」です
ペットは、人(家族)にとって心の支えであり、またペットにとっても人(家族)は大切でお互いにかけがえのない存在なのです。
私たちチームぽん太は、災害時に人も動物も命を守れる避難のかたちとして、「ペットの同室避難」の実現を京都市で目指しています。
同行避難:ペットと一緒に避難所まで避難すること※
同伴避難:ペットと一緒に避難して飼育すること※
同室避難:避難所内でも飼い主と同じ空間で過ごすこと
現在の避難所の多くは「同行・同伴避難」までは想定されていますが、「同室避難」は実現されていない、または環境が整っていないのが現状です。
同行・同伴避難では、ペットは主にケージに入れて体育館の軒下等の屋外に置くことになります。
※環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」より
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002/2-sousetsu.pdf)
「住み分け」という方法を取り入れることにより、動物アレルギーの方、動物が苦手な方との問題は解決されます。
非日常的な災害時においても飼い主と共に過ごせることでペットはもちろん、飼い主も安心感を得られ、ペット達の無駄な鳴き声を減らせ、飼い主によりペットのお世話も行き届きます。
✅ 飼い主と離れることでペットに強いストレスがかかる
慣れない場所でひとりにされたペットは、体調を崩したり無駄吠え・失禁等の問題行動を起こすことがあります。
✅ 飼い主の精神的ストレスも大きい
ペットの安否が常にわからない状況は、飼い主自身の心身の健康や判断にも悪影響を与えます。
✅ 「同行避難」すら難しい現実も
ペットは建物の外に…など、実質的に分離された避難を強いられ、避難自体をあきらめる人もいます。ペットと共に崩れた自宅や車での避難を選択し、命を落とす人もいます。
京都市の一部ではペット同行・同伴避難のガイドラインがありますが、「同室避難」を明確に想定した避難所はまだありません。※
高齢者や多頭飼育世帯にとっては、「分離避難」は深刻な課題です。
※京都市HP「ペットの避難どうしよう?」
(https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/213/dousiyou.pdf)
京都市HP「みんなで考えようペットの避難!」
(https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/213/soubana.pdf)